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スマホは人間をダメにしたのか?

「便利なものが出てきて、人間は堕落した」なんて言葉はよく聞かれますが、いつの時代も同じ。その昔は車、洗濯機、電話、FAX、パソコンetc…。ここ最近だとスマートフォンができて、写真、読書、映画、お買い物、予約、連絡、みんなスマホで完結するようなサービスが充実してきています。

そうした傾向を見て「人は◯◯になってしまった。」「マナーの欠如では」「無機質でドライなコミュニケーションが・・・」など嘆く人の気持はわからないでもありません。でも、忘れっぽい人には、音声でも・写真でも・文字でも記憶できるし、オンライン地図を使えば道にも迷いにくく便利です。

会計や家計簿アプリでその場できっちり管理や集計もできるし、個人売買アプリを活用してお小遣い稼ぎをしたり、才能ある人の発表の場になったりと、メリットも数知れません。

「スマホが人間を駄目にする」といった「スマホの急速な普及懸念派」のコラムや意見も散見しますが、マナーが悪い人はスマホ以前にマナーがなっていなかったりもします。スマホが人間をダメにするというより、功罪をちゃんと理解し、社会的なルールや礼儀の中で、正しく道具として使いこなせているかどうか?というところが分かれ目のポイントだと思います。

そういう意味では、特に子どもに対する親の教育方針の中で、スマホの使い方のルール・約束事を身につけさせていないうちに、無条件好き勝手に使わせてしまうのは非常に危険なことだと思います。そして、もう一つ、どんなことも共通ですが「度を越し過ぎない事」が大切なのだと思います。良い面を活用しつつ安全に、便利機能は活用していきたいものです。